2018年7月16日月曜日

Mari Horiuchi 由来の影響を受けた映画バトン 3/10 Adaptation ニコラスケイジが双子の脚本家を二役で演じ、脚本の中で脚本の構想と作中の実話が展開するメタ構造を持つ作品。 兄弟の対比が面白く作品に真摯な兄が語る"実世界では事件など起こらずヒーローが現れたりしない"というのが僕にはとても仏教的で感じるものがある。余談だが是枝監督の"歩いても歩いても"ってのがまさしく脱物語的で共感しました。 そんな兄の語りと裏腹にストーリー中のストーリーはいつしかスリリングに展開しついく。 そのようなメタ構造をもつ映画で他に好きなのはデニスホッパーの"ラストムービー"、ウッディアレンの"カメレオンマン"と最近では"山田孝之の東京都北区赤羽"及び"山田孝之のカンヌ映画祭"。古くてまだ観てなく観たいのは今村昌平の"人間蒸発"。 これらは正確にはモキュメンタリーであり本作とはニュアンス違いますがそういう話の捻れというか多重構造は面白い。


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