2015年5月29日金曜日

バリの余韻覚めやらず。 旅の友の書はウパニシャド。 これは"傍らに座る"の意で古代に凡我一如の哲学を座して語り合ったことによります。 で、最後の晩にK君の要請で一部屋に集まり絵のように座して僕がヨガについて思うところを語りました。レジェンドサーファーも同席のもと思いだすと恐縮の赤面ものですが、ヨガってなーに?てことを話そうとすると結局ヨガスートラの最初の一文につきるのです。 ヨーガチッタブリッティ二ローダハ ヨガとは分別の死滅である。 いわゆる不思議なポーズで筋肉をのばしたりはその準備段階でしかないのにどれだけの実践者がこの一文を真に受け止めているのだろう? なので僕は肉体的ヨガを止めてから本当のヨギになりました。 実際僕にはサーフィンだってチッタブリッティ二ローダハであり分別を消すための修行なんです。 自分と波との分別を消すことこそ本当に波と一つになるということ。大きい波に乗っても俺がこいつに乗ったといううちは波と本当には一つになれてないわけです。 そんな事を持参した本のタイトルの如く座して語った不思議な夜の事は宝もののような想い出です。


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